WSC1996 Report(1)


10月24〜25日に車検が行われた。
車体寸法、ソーラーパネル、バッテリー、安全装備などレギュレーションに合致しているか検査される。カウルをはずした状態でのソーラーカーから、各車のメカニズムや構造がわかります。

car 1 Dream, HONDA , Japan
前回(1993)優勝のホンダ。新記録での連覇をねらって新車投入。


car 2 SCHOOLER, United High Schools Biel Bienne, Switzerland
前回2位のビール工科大学のクルマは大きな変更はなく、
チームが変わって出てきた。「ビール・ビーヌ高校連合」?


car 3 AISOL 3 ,Aisin Seiki Co.Ltd.,Japan
アイシン精機。カウルは早稲田のイメージ。毎回新しい技術に挑戦するチームの今年のアイテムは、SRモーター(永久磁石を使用しない同期モーター)だったとは。総合3位アベレージ80.7Kmは、すばらしい。一気にSRモーターの時代が来るのか。 コントローラーの設計とモーターハウジングの軽量化に課題がありそうだが、100Kwクラスのモーターが安く買えるようになるか。


car 15 Northern Territory University, Australia
地元、ノーザンテリトリー大学。コックピットから一体の扁平な曲面のボディ/シャーシを、カーボン・ノーメックスで形成。


car 18 EOS, Annesley Collage, Australia
ボディの形状や構成上、学生チームとしてオーソドックスなクルマ。


car 20 MINO FAMILY, Japan
日本のプライベーター、美濃ファミリー。アルミフレームにカーボン・ファイバーをこの仕上げで自作! アッパーカウルに建材を使用してとても綺麗な仕上がり。前回(23位完走)のクルマはインパネが木目仕様のラグジュアリーな雰囲気でしたが。


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