|日々のインデックス (以前の日々)|
■同級生が40すぎてからシンガーソングライターになっていた(12/14)
■更新遅延の言い訳(12/7)
■リメンバー!(11/24)
■タイから帰ってきた(10/9)
■デンマークから帰ってきた(10/3)
1月以降につづく
Dec. 2004
12月30日(金)
締め切っていたわけでもないのだが、カビキラーで自宅の風呂を徹底的に掃除していたら、ノドがエグくてエグくて具合わりい。味蕾や嗅覚細胞もヤラれるのかコーヒーの味がわからなくなる。ちょっと横になったつもりが、ふと気づけば4時間経っていた。昨夜、年末恒例麻雀大会。ビミョーに負けたせいもあって疲労困憊、かも。年明け4日の締め切りを抱えているので、飲んだくれるのはその後。休日祝日っても気が休まるわけでないのでありがたい。いや、マジで。
中断しまくりでしたが、今年もこのページにおつきあいくださりありがとうございました。2005年もひとつよろしく。
12月28日(火)
「スマトラ沖地震」の津波で、プーケットがえらいことになっている。自分との関係性や距離感でニュースのリアリティはまるで違うものだが、これには愕然。単に「最近いったから」を越えて、近しいもの・好ましいものを感じていたから。時間を経るごとに被害が判明していくはずで、それでも少しでも軽くてすんでいることを願わずにはいられない。雪降って寒いのも難儀だが、暑いのはまずい。不衛生さが桁違いに増幅されてしまう。などと心配しつつもボランティアに行くでもなく、ぼんやりとニュースを見ている。
バンコクのYさんにメールしたところ、ホテルの被害状況を報告しているHPがあると教えてもらった。これによるとバンヤンツリーは平常通り営業しているらしいが、“except beach restaurant”とのこと。
このワンコがいたのがbeach restaurantだった。
夜中、NHKの『地球大進化』(再放送)を見ていると、1億年単位の時間では地球はえらくアグレッシブな天体に思えてくる。引き比べて人類の歴史などわずかなもので、絶滅もせず自然災害にも見舞われずに暮らしているのは僥倖でしかない。とはいえ「朝に紅顔ありとてひとたび無常の風吹けば夕べに冷たい骸になりぬ」という仏教的無常観も、その渦中にあっては悟りたくもあるまい。タイも、春に訪れたスリランカも仏教国ではあるけれど。
12月24日(金)
自転車でのツーキン途中、代々木上原で警官に止められた。「防犯登録してますか」と丁寧ではあるんだが、要するに盗んできたんじゃないかの疑っているわけでムっとする。この6〜7年、夜中も明け方も自転車で都内を走っているけれど、止められたことはなかったのに。学生じゃあるまいし、どこが怪しく見えたのか世間話のついでに一応聞いてみたけれど、答えるわけないわな。所轄とどういう職務権限に基づいて止めたのかを問うと、代々木署で自転車事故が多いので注意を促すために「声をかけている」んだそうだ。じゃぁ最初に防犯登録を調べるのはどういうことじゃい! 後から、官憲反応マニュアルが妙に左ウイング的だったかも、と気がついてひとりで苦笑した。やたらに官憲と敵対している大学に通っていたからなぁ、なんだか染みこんでるものがあるんだろうか。てことがあったが本日、四捨五入したら50かよ、の誕生日なのだった。世間は浮かれてやがるけれど延々と仕事じゃ。
12月23日(木)
昨夜、L誌忘年会。創刊10周年だそうで盛会でした。古手の顔ぶれは大分少なくなってきているのう、と知り合いを探していたら、ほぼ1年ぶりに報道系(女性週刊誌も)カメラマンY氏を発見。「(カメラマンとかフォトグラファーというのが気恥ずかしくて)写真係のYです」と名乗る彼と、ずっとバカ話ダラダラ。23時すぎて2次会が終わったあたりで元L誌編集者にして今はPS誌編集長のIさん登場。せっかくだからと3次会に付き合って、微妙にキノコの香りを感じる芋焼酎飲んで「あ、旨いねこれ」なんていっているうちにぐるんぐるん。
本日、朝っぱら所用があったので午前3時になったところで、帰ろうとしたらタクシーがまったくつかまらない! 青学の裏あたり店から青山通りに出たらタクシーを待つ善男善女があふれとるじゃないか。うわ、油断であった。とぼとぼと表参道の交差点まで歩いたところでY氏と別れ、おれはさらに原宿まで歩いたところで都心方向へ向かうタクシーをようやくつかまえてUターンしてもらったのだった。ヘパリーゼ、飲んでいたのだが早起きしたもんだから具合わりぃ。今年、3本の指に入る具合の悪さかも。
ところで「へべれけ」って語源はギリシャ語で「ヘーベ・エリュエーケ」、女神・ヘーベのお酌という意味らしい。ギリシャ神話では青春の女神ということになっているが、なんだかお水っぽい物語があるんだろう。とくに北海道の読者に注意しておきたいのだが、ヘーベは英語表記ではHebeであって、Heppeではない。念のため発音注意。
12月17日(金)
昨夜はBC誌忘年会。ほとんど誰も知らんけどビンゴで32V型液晶テレビ当てちゃろ、と出かけた。入り口で唯一の知り合い、ライターSさんを見つけ、ほっとしたのはいいけれどビンゴはスカでした。が、「今年話題のヨン様グッズ」を引き当て壇上に立った、かつてSD社で同僚だったNを発見。近づいていくと、ポチ(ってプロダクションの名前)ご一行様のテーブルで「みんな何とか生き延びてるよねー」「乗り切ってるよねー」と、しばし久闊を叙したのだった。何はともあれ生き延びているやつだけがこうした場所に出没しているわけで、忘年会は生命力の再確認の場でもあるのだなぁ。
12月15日(水)
ほぼ3か月ぶりの更新にもかかわらず、深川氏のページで早々と反応があって多謝。お互い自営業者にとって、ウェブ上で知る日々の動向って、職場のザワザワ感みたいなもんで、それだけで孤独じゃないような気になるもんね。
12月14日(火)
40すぎてから突然ミュージシャンになった高校の同級生がいる。確か高校時代は軽音だったが、その後は音楽とは無縁のアパレル稼業。キャリアな営業職で東京にもしばらくいたらしい。考えるところあって故郷・広島に帰って母校の職員になったのは30代半ばだったかねぇ。高校の女子寮のおばさん、ではなくてお姉さん(本人談)やりつつ、ギターレッスンとボイストレーニングに通って音楽の世界に入ってったんだと。昨夜は中目黒で彼女のライブがあって、ちょうど締め切り明けだったことだし、ひとりでぶらりと出かけてみた。
わしは感心したよ。音楽の世界にはときどき凄腕のアマチュアがいるけれど、食えないけど本気度の高いプロっているでしょ。それ。後者の圧倒的な迫力があったのだ。人生というほど重くも深刻でもないけれど、ぺらっぺらの恋愛なんか歌うはずもない。歌詞だけじゃなくてメロディラインとか発声までの一塊りで、じんと響いてしまった。いまどきのオトナってこうだよな、こういう表し方あるよなと、かなり勇気づけられた思いがしたのだよ。ジャンルからすると何て言うんでしょうか。本人はボーカル+アコースティック・ギター。で、生ピアノが1台(たまにバッキングでハーモニカ)。形式が近いからといって反戦フォークとか癒し系などという陳腐なラベルは貼ってはいけない。レコード店(CDショップか)の棚でいうとワールドミュージックのくくりに思われたのだがどうでしょう。ものすごく強引に位置づければ、中島みゆき/大さじ1、五輪真弓/大さじ1、イルカ/小さじ1に加えて隠し味で四角佳子を小さじ0.5、というレシピかも。すいません。
もひとつ感動したのがゲストミュージシャンが「早苗ネネ」だったこと。60年代末〜70年代のアタマのアイドルデュオ「じゅん&ネネ」のネネさんだったのだ。彼女、和歌にメロディをつけて歌うのがライフワークになっているんだそうだ。『伊勢物語』って不倫の情景と心理がこんなふうにうたわれていたのかと驚いた。往年の大ヒット『愛するって怖い』のギター弾き語りも聴けて感激。なんだか凄絶な深みがあって引き込まれる。昭和40年代、アイドルがこれ、歌っていたのか。しばしの間、直接よもやま話までしていたのだった。早苗ネネとしてのデビューが、広島のステージだったそうで、その縁でこのメンバーとしばしば活動してるんだそうな。
座った席が広島出身者・関係者(県人会かよ)ばかりだったもんで、それも不思議な濃さがあった。著名な写真家・Mさんともお近づきになれたし、出かけた甲斐あったよ。
12月12日(日)
完全版、なんて考えていると二度と復活できなさそうなので、暫定版をアップ。
12月9日(木)
「××を食べるだけで痩せる」「飲むだけで脂肪の吸収を抑えて痩せる」みたいなコトを、信じる人はとことん信じる。んなわけないじゃん、と言ったって信心のパワーは強力だから耳では聞こえても脳には届かんのだな。「A型は慎重で責任感がある」「B型はマイペースで大雑把」とか、何の根拠もないのだが日本人の常識になってるみたい。まぁ、どちらも頭から否定して人間関係に波風立てたりはしないけれども、まっとうな理屈の本がいまいち売れないのは正直なところ悔しい。っつうか、関わったまっとうな理屈な本が売れないことに力不足を感じるよ。バカはバカなりに幸せな日々を送れれば結構なことだが、「昨日より今日のほうが少し賢くなった」と実感できた方がもっと幸福感があるのではなかろうかと思うわけだ。ことわざに「大賢は大愚を知る」って言うけれど、大愚では大賢にはなりません。おれ、「昨日より今日はまた少しバカになった」と微妙に感じる阿呆恐怖にとらわれておる。一昨日、昨日と同業者A氏とだらだら話してたら、そんな気がした。
12月7日(火)
なんでこんなに更新がストップしているのかというと、このウェブページ、クラリスHPというえらく古いソフトでテーブルタグの配置をするほかは、J-edit(テキストエディタ)をHTMLを手打ちしてfetchでアップするという、古典的な作業環境のままほっぽらかしてあるためで、日常使っているPCが全部OS Xベースになったら、縁遠くなってしまいますた。つまり、たま〜に書いても、そのまんまアップされずにたまっていて、そうなるとますます更新モチベーションが低下するという悪循環。しかもたまに作業するとHTMLタグの使い方やスペルを忘れている。最近、みなさん、どうやってんだかねぇ。だからウェブログってやつなの?
以前のOS9のキカイもLANにぶら下がっているのだが、ファイルを覗きに行くのは、以前のデータを探してるときだけ。それもあらかた新しいHDに移してしまったので、電源が入ってません。妙な思い入れがあって捨てられないうちに、処分に金がかかるようになってますます積み重なっていく今日この頃。
Nov. 2004 11月24日(土)
毎年書いてることだが、この日付を見るたび「ああ、フレディ・マーキュリーの命日だったんだなぁ」と思い出す。今年はFMでもぜんぜん流れないけれど、おれはこの日をずっと覚えておく自信があるぞ(なんてリキまなくたっていいのだが)。すっかりこんと忘れてました、なんてことになったら本格的なボケだと思うので気を付けよう。
・部屋を出ると眼の前にプライベートプール。なんで金持ちはプール付きの豪邸を持ちたがるか、わかった。昼はともかく夜だ。南国の甘い香りと濃厚な闇の中、ライトアップされたプールを独り占めする気持ちよさ。南国の自然に溶け込んでいく感覚。一泊US$1250〜、ま、カメラマンF氏とふるちんで泳いでたわけだが。
・広大な敷地にレセプションやレストランなどの施設、ヴィラが点在しているため移動はカートを呼ぶ。これが24時間対応。ホテルスタッフの兄ちゃん姉ちゃんも「たおやかな微笑み」っていうんでしょうか、なんだか安心できるのだ。アジアで仏教国、だからなんだろうか。
・そういえば2日ほど前、コペンハーゲンのホテルでは、深夜、ドアが乱暴に叩かれたと思ったら、いきなりフロントの兄ちゃんがマスターキーで入ってきて「Aren't you smoking!?」と噛み付きそうな勢いで聞かれてびっくりした。どっかの阿呆がタバコだか葉っぱだかやって、消防車の来る火事騒ぎがあったんだ。
・洗練されたレストラン(期待以上にウマかった)や、タイ南部を代表するゴルフコースもまことによろしいが、快適さを具現化しているのがスパだ。池の中に浮かぶ開放的な建物でベッドに横たわると、ハープ・トリートメントやタイ式の指圧を取り入れたマッサージなど、あ〜極楽極楽。たぶん少し眠っていたと思う。
・マレーシアの大金持ちと思われる新婚旅行客がいて、こいつが札幌で中学教師(技術家庭)をしているBにそっくり。あちこちで出会うもんで笑った笑った。
・で、古都・チェンマイである。『伊豆の踊子』の学生さんの気持ち、たぶんこんなんだったんじゃないか。と、わかった気がした。
・おれ、格別に人間がスレているとは思わんが、少なくとも素直ではない。素朴だのピュアだのに売り物のにおいがちょっとでもすると蹴っ飛ばしたくし、商売柄、うがった見方は習い性になっている。だから必要以上に目がキラキラしているような人々は、どうにもこうにも苦手です。
・ところが、なぜかチェンマイ。目が合うと柔らかく微笑みながら「サワデー・カー」と合掌される。そのたび、どういうわけか心のしこりが解けていく。魂が洗われる、と言うんでしょうか。ちょっと大袈裟? いや、ホントそう思う。
・滞在しているのがこれまた高級リゾートのフォーシーズンズ・リゾート・チェンマイだから、従業員も洗練されているのは確か。静謐な高原の朝、小道を散策すれば「サワデー・カー」とホテルスタッフから声をかけられる。透き通った目の美しさ。これにはヤラれてしまいます。うがった見方には自信のあるおれだが、これは従業員研修で職業的に身につけたものではない(断言)。あまたのグラビアアイドル、女性タレントの写真を撮ってきたF氏をして「あの目がいいんだよねぇ」と言わせるのは心根のステキさなんではなかろうか。ダマされてる? おれ。
・人間ドックを取材したチェンマイの病院で聞くと「年長者を敬い、旅人や弱者を助けるのは、タイ北部の人々に特有の人への接し方」なんだそうな。小気味いいビジネスライクなホスピタリティは欧米の持ち味だが、それをマニュアル化して日本に持ち込んだ途端、陳腐きわまりないものになる。なんでじゃろ、と考えていたら、日本人は立ち姿でのもてなし方、もてなされ方に無理があるのではないかと思い至った。つまり、膝を床についてたらおそらく世界一自然でカッコいいと思うのだ。悪しきマニュアル化の代表のように言われるマクドだって、江戸時代の呉服屋のように床にひざまずいての接客なら、口をついてでるコトバもあそこまで機械的にならんのではないかなぁ。
・フォーシーズンズ・リゾート・チェンマイは、渓谷に沿って中世タイ北部の村を再現したリゾートホテル。敷地内にはライステラス(棚田)があって、畦道を水牛が歩く。4期作なので、田植えをすませたばかりの田んぼから実りの季節まで、一目で見られるのも新鮮。
・このホテル、滞在者用のクッキングスクールがあって、タイ料理をシェフから習える。重厚なチーク材がふんだんに使われた専用棟で、これがまたステキ。どことなく日本の神社のような石造りの階段の上に建つ正倉院を大きく端正にした建物で、ランナー様式というのだそうだ。オプションで、市場への買い出しツアーもあり、これを体験してみたかったんだけれども、今回はリゾート&人間ドックがテーマだった。あ〜、これから速攻で原稿書かにゃいかんのか。ま、今、書いているこれが備忘録というか原稿のベースになるわけだが。
・あ、人間ドックのことにぜんぜん触れてなかった。今回訪ねたクラスの総合病院では、検査内容と水準は日本の平均的な人間ドックと同様。運用の部分では、おそらく多くの日本の施設を上回る。きれいな施設と先進国と同じ機器を揃えた上で、希望の検査を、待たされず手際よく受けられる。株式会社で医療サービス産業としての投資をしているわけだ。外国人に来てもらって、積極的に医療サービスで外貨を稼ごうという国策もあるという。プーケットはとくにそう。院長を取材しているとき、ふと「ご専門は何ですか?」と聞くと「あ、私は医者じゃないんです」だそうな。名刺をよく見ると学位はハーバードのMBAだった。
・気になる医療費だが、日本で支払う金額と同じか半額くらい。しかも自費でだから人間ドックのような保険の適用外のサービスはかなり安い。入院費も。欧米の1/10くらいの場合も少なくないらしく、国際競争力が異様に高いのだ。原稿書く前は、もうちょっと調べるけれど。
・というわけで、すっかりチェンマイが気に入ってしまったのでした。何もかもイヤになって逃げるとしたらチェンマイだな。というのは半ば冗談、結構本気でそう思った。老後、コーポラティブハウスを立てて住むなら有力な候補地。今回お世話になったコーディネーターのYさん、本来はシニアや障害を持つ人に向けたタイでのロングステイを提案している。その節もひとつよろしく。
10月3日(日)
朝っぱら、コペンハーゲンから成田に帰着。 コペンハーゲンには1泊しただけ、フリータイムは3時間という強行日程だったが、やっぱり行ってみなけりゃわからんことは山ほどあって、刺激的。以下、思いついたことを適当に。
・「冬の間、半年近くほとんど太陽が昇らないから、北欧の人々は家庭を居心地よくすることに力を注いできました。だから“デザインをコントロールする力”をもっているんだよ」 B&Oの元会長とチーフデザイナーに、北欧のデザインはなぜシンプルで秀逸なのかを聞いたら、同じような答えが返ってきた。
・夕方5時にはほとんどの店が閉まる。何で?と聞くと、家に帰って過ごすからだそうだ。製造業もサービス業もサラリーマンも自営業者も。誰か抜け駆けして稼ぎそうなもんだが、そうではない。ガツガツ稼ぐより家庭生活が大切、なんだそうだ。
・そう言われると田舎町から大都会まで、街なかに女性下着のブティックが異様に多いのも合点がいった。
・コペンハーゲンから国内線で1時間ほど飛んでカラップという町へ。飛行高度の低いプロペラ機から地上を見ると、都会は一瞬にして終わり、延々と牧草地が続く。農家が点在し、たまに数十軒〜無慮100軒くらいの街がある。その繰り返し。
・カラップの空港でタラップを降りる途中から、ここが牧場の中にあることがよ〜くわかる。風が運んでくるのが、家畜のフンの香りなもんで。ハワイの空港なら花の香り、ヨーロッパはおおむねチークオイルと化粧品の香り、中国系はおおむね五香粉と排気ガスのニオイなんだけど。
・物価は高い。付加価値税が約20%ついておる(内税)らしいが、だいたい日本と同じくらい。税金ならなんやらで収入の6割は持って行かれるらしい。が、それでもきちんと消費が回っているのは、年金などの社会保障がしっかりしているからか。ああ、フリードマンの提唱する恒常所得仮説ってこのことかい、と思い出した。1か月ほど前にコミック誌の欄外雑学原稿で書いたもんで。えーと、説明しますとね、消費は現在の所得の関数ではなく、将来にわたって恒常的に得られると期待される所得の関数とする説(だったと思う)。要するに、貯め込まなくても老後が安心なら、人々はちゃんとカネを使う、ということ。
でもなぁ、デンマークや北欧ではそうかもしれんが、日本を含め他の国々は少々違う気がする。なんせ目抜き通りのあちこちに、女性下着のブティックがある国だよ。しかも家庭内で楽しむために。経済のグローバル化ってやつで、幸せのローカルルールが浮き彫りになってくるんじゃないでしょうか。
・Holstebroという田舎町の古いホテル(築150年)でもワイヤレスLANが完備していたのには驚いた。しかも無料というのは偉い。なのにコペンハーゲンの新しいホテルはイーサでLANにつないだら、ルームチャージに150DKK乗せられた。300円くらいだからいいだろ、と思って軽い気持ちでクリックしたものの、よくよく考えると3000円じゃんか。高すぎ! もっと怖ろしいことに日本あて国際電話を4本かけたら、精算時、約18000円のチャージがついていた!
・バラ肉にスパイスや香草を効かせて2つ折にしたハムはどこで食っても旨かった。
・カールスバーグのダークビールも旨い。でもカフェやレストランの屋外で飲むと寒い。・「日本の服装に1枚重ねるくらいでいいですよ」と、Kさん(取材先日本法人の偉いお姉さん。大変お世話になりました)に言われていたのだが、エラ寒でした。彼女自身、えらく薄着で寒そうだったので突発的な寒気だったのかもしれんが、秋〜晩秋の雰囲気。出発前夜、ネットで現地の天気予報を見ると最低気温は0℃近いところもあったので、一応セーターとマウンテンパーカーを持参し大正解。
ともあれ、明日からはスーツケースの中身を夏仕様に入れ替えてタイですたい。
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