日々のインデックス (11月以前の日々)|
■当社今期の業績予想(12/11)
■日本一有名な家政婦の老後と年金問題(など)(12/1)

1月以降につづく


Dec. 2003

12月26日(金)
 一段落したと思ったらあちこち出かけることが多くて、事務所にいる時間が極端に短かった12月。なんだかんだいっても今年もあっという間にすぎてしまっ た。あんまり考え込むヒマがなかったのはありがたいことだが、モノを考えるのが苦手になっていることにじわじわと気がついて、不安がつのりまくりの今日こ のごろ。
 歳のせいだと思う。24日で44歳になったんだった。傷が治りにくかったり酒が翌日に残ったり、白髪が増えたり肩が凝ったり基礎代謝が下がって体脂肪率 がにわかに上昇したりしております。今年は眼瞼下垂症の手術もしてQOL方面への配慮もしているわけで、快適な身体あってこそ頭スッキリなのだと痛切に感 じておる。

 霧のかかった脳味噌で1月末締めの原稿に着手しなきゃなと思いつつ、事務所の掃除。「今日で仕事納め」という人も多いんだろうな。
 ちまちま書いておいて(一応)週一更新のスタイルは、実質的に崩壊しておりますが、まぁこんな調子で来年もいくかの。年内にもう一回くらい更新するかも しれんが、みなさまよいお年をお迎えください。と早めのご挨拶。

12月14日(日)
 外国人(とくにアングロサクソンの方々)はときどき「日本人の顔は区別がつかん」とおっしゃる。実際、他民族の顔ってのは区別しにくいと思う。拘束され たフセイン、おれの目では以前の写真と同一人物かどうかわからん。
 で、誰もが思ったであろうことをわざわざ書くのは気が引けるが、フセインのとっつかまった姿は麻原彰晃である。情けない姿を選んで配信していることは容 易に想像がつくけれども、“偉大な(と強要する)”宗教的指導者ってあちこちたるんだ不潔なおっさんに限りなく近いのはなんでだ。シャレでプーの扮装をさ せてみたい(Photoshopで作ってもいいけど)“偉大な”方がひとりいるのだが…。

12月11日(木)
 今年もよくやくピークを乗り越えた(ような気がする。懸案事項はあるけど)。昨年来、業績は比較的好調に推移してきたのだが、今期の長期予報では曇り→ 雨の確率が高まりつつある。懸案事項を早急にかたづけて、新企画の営業にうかがいますのでひとつよろしく。

『穴があったら、落っこちたい!』(中村うさぎ/角川文庫)所収の「日野OL不倫放火殺害事件」と「東電OLと私」、一読を圧倒的におすすめ。「社会的自 己実現」と「女としての自己実現」のギャップ、というツール(視点)で自身をも例にとりつつシャープに解き明かしていく。あまたの「東電OLもの」中の隔 靴掻痒感も、教条的なジェンダー論をもぶっ飛ばす骨太の2編。あとがきで「この文庫は、私がホストに入れ揚げて角川書店に大借金した際、交換条件として執 筆を約束したもの」というだけあって、前半はやたらわかりやすいやっつけ仕事なのだが、後半、とくにこの部分は白眉。

12月3日(水)
 金も欲しいが、今、おれが切実に欲しいのは集中力だ。
 これはもう、どうすんのよというくらいに欠けている。安直に効くクスリはないもんだろかって、そりゃ横着なダイエッターと同じですがな。だいたいこれを アップするのだって昨日途中で飽きて、他のこと始めて(雑誌読み始めて、電話かかってきて、テープレコーダーの取説読んで、財布の中の領収書クリップで留 めて、観葉植物に水やって、キャプションの追加訂正を送って…もっと何かくだらんコトをしていた気もする)結局そのまま忘れてしまったのだった。
 あ〜、今日は今日で、原稿5行(しかも14字詰めだよ!)書いたら類語大辞典読んで、ネットを巡回して、自販機でお茶買って飲んで、電話かかってきて1 時間雑談して、ゲラのファックスが届いて読もうかと思ったけど、あー原稿書きかけだったと気がついて3行書いて、資料を読んでいるうちに夕方だ。どうする よ。明朝締め切りで2ページというのが油断を生んでいるのだがその次が控えていることも重々承知しているわけで、欠けてるのは集中力だけじゃくて計画性も だろ、と自分で突っ込んでやっと問題点が判明した。やっぱり書いてはみるもんだ。解決はせんけど。

12月1日(月)
 3日続けての雨。朝も早よから、家政婦で著名な女優Iさん取材で市ヶ谷。自宅を出ようとしてうわーっっっと驚いたのは、カバンに入っているとばっかりお もっていた録音機がなかったからだ。先週末、事務所でこれ忘れちゃイカンなと電池を確認してカバンから出した記憶がある。アホなことにそのまま置いてきた のだった。
 当然、事務所に寄っている時間はないし、しょうがない、開き始めた商店街の電気屋に寄って買うことにした。パナソニックのお店で「一番安くてシンプルな カセットレコーダーくれ」といったら4500円だった。え、パチもんじゃなくてもそんな安いんですか? 量販店でパチもん買ったら1980円であるような 気もする。こういうモノの積み重ねが消費者物価指数になっとるんでしょうなぁ。デフレ、デフレと騒がれてますが。

 で、家政婦・石崎秋子の老後と年金問題(など)について伺い、録音した。 「ちょっと役者に相通じるところがありますわね。家政婦さんて。体を動かして、病気になったら何の保証もない。だから非常に共感していますの。で、 じゃぁ、その人が歳をとって働けなくなって、足腰立たなくなって、掃除洗濯料理ができなくなったらどうするの、って。自分の身と並行して、これからのすご く大きな問題点だと思うんですよ。家政婦やっててね。のたれ死にするのかしら、誰が面倒を見てくれるのって。私いつも最後のタイトルバックでそれを言って るんです。ぶつぶつ独り言で。 いつまで働けるかしら、肩もこのごろ凝ってきて、腕が上がらないの、とかね。ずっと歩きながら言ってるんですよ。階段があまりない家だといいわ、とか。そ れでも元気な顔を見せないと仕事がなくなるから、とそういうことまで言ってるの、こんなしょぼくれてたらね、使ってもらえないからね、と。これはもう役者 と似てるんです。元気な顔をしていないと仕事がこない」
 そうそう、フリーランスってそうなんですよね。


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