人生を語らず(2000年1月)


日記のインデックス (12月以前の日記)|
■職務上のモラルを支えたのは実はゼニ勘定だったのかもしれん(1/27)
■いきなりの大活躍だけが移籍してきた者の未来を決める(1/23)
■ローマとバリャドリッドにおける最良のシナリオとは(1/17)
■カゼをひいているうち、今年もいきなり2週間がたってしまった(1/13)
■今年の目標「確認してから原稿を書く」(1/2)



1月31日(月)
 突然頼まれたリライト1ページを片づけると、バリャドリッドvsラ・コルーニャが始まっていた。おお、城のシュートが枠に飛んだ! あ、キーパーはじいた。ビクトル先制〜!。なんだかそれだけでやってけそうかなと妙に安心。親戚の子みたいな感情をそこはかとなく抱いている人、意外に多いかも。


1月27日(金)
 昼をはさんであちこち電話取材。取材先を見つけるまで難渋したものの、さくさく進む。と思っていたら、書籍が1冊暗礁に乗り上げそうで、ありゃりゃぁと、とたんに消沈する。スジ悪な企画になっていて、収拾策を考えていたところだけに暗闇でゲタの鼻緒がきれた気分。
 いろいろやっているのはオモロいし相互の刺激もあってありがたいことなのだが、一方の不調が他に影響することがないでもないから困る。メンタルタフネスというかセルフコントロールが必要かもなぁと思うのはこんなときだが、妖しげなセミナーや「最高ですか!」から各種カルトなどハマって、他人様にコントロールして欲しくなるのはこういうことをマジメに思う方々なんだろう。
 幸い(版元さんにとってはぜんぜん幸いではないが)おれは、後悔はするがあまり真面目に反省しないのでその辺は安心ですね。いや、冗談抜きでスジ悪な企画になって申し訳ないです。版元さんも読んでるからやりにくい。

 以前は結構実名でガンガン書いていたのだが、多くの方がこのページを読むようになって、読んでくださるようになって、差し障りのあることが増えてきた。
 一度なんか取材中、その相手は、おれが思いっきり反対の立場を旗幟鮮明にHPに書いていたのだと判明したことがあって、本当に脇に冷や汗が流れた。それまでにメールのやりとりしていたから、署名に入っているURLからこのページを読んだ可能性もあるわけだ。まぁ、取材を受けてくれたのだから、ものすごーく心の広い人か読んでいないかのどっちかなのだが。昨日の林真理子の感想だって、読み方によってはおれなんか出入り禁止、使ってた版元も同罪になりかねん。

 でも、ま、意見や主張を印刷物にして出版するというなりわい自体、それだけのハラくくって発言しとるんかい、と問われていることだと重々承知。だがそれが単にコストの問題だったのかもしれん、と21世紀を前にして思うのである。グーテンベルクから幾星霜、ってことで。
 つまり印刷物の場合、いい加減なこと書き散らかすと訂正、改版、刷り直し、回収、謝罪広告、裁判費用、損害賠償なのだよと、ハラをくくっとく必要がある。もっとも後半は発行人のリスクであって、著者・ライター・編集者・編集人は前半ですが。あ、この人たち(おれも)は仕事がなくなるというリスクもあった。ところでハラをくくるほど、いざというとき高くなるなぁと今、気がついた。関係ないです。
 ところがHPの場合、後半はともかくとして前半はコストがゼロなのだ。少なくとも個人でやってれば。仕事がなくなるリスクも直接は、ない。だから結局、おれたちがパブリッシングというものに際してもっていた一種職業的なモラルは、銭っこの突っかい棒がデカかったからとも思えてくるのだ。え、おれだけ?

 ところでさっき「最高ですか!」と打ったら一発目の変換は「再校ですか!」と出た。なるほど。

1月26日(木)
 ごく一部の方しかわからんネタだが、セリエAストライカー予想コンテスト、まずは手始めの18節、いきなりの首位である。へっへっへ。今期わたくしが期待しているのは、デルベッキオ、トッティ、ビアホフ、インザーギ(弟)、ムッツィ、エムボマです。乞御声援。
 さて木曜といえば『週刊文春』、林真理子がまた書いてくれました。「先日取材に来た女性誌の編集者」のシロート然とした無礼な振る舞いへの叱責。こりゃほとんど名指し。「ワタシだ!」と思った本人は逆恨みしそう。誌面でやるのはイジワルな気がしないでもないが、おれは支持するね。こういう常識に属することを、「えー、いままで習わなかったからわかりませんー」といわれてガックリしてるだけでは、あっという間に常識など風化してしまう。誰かが叱ってやらないと。
 でもこの娘、ひょっとして将来フリーになった後、『林真理子に叱られた』といういかにもマスコミ志望者が読みそうなエッセイでも書きませんか、という声がかかるかもしれん。自分で売り込むのは難儀だが、この娘ならやるかもしれん。それはそれで結構なことであるな。
 毎度のことだが、林真理子は人を叱責したり悪口書いたり(とくに成り上がろうとする若いヤツを)するとバツグンにうまい。そのことと裏腹で高学歴な人や有名人をミョーに意識した対談など、わかりやすさが少々哀しい。変な対談なんかしなきゃいいのに。

1月24日(月)
 ここのとこウェブものの企画は多いが売上に直結しにくい。おれも含めて「こりゃすごいアイデアでっせ」の思惑先行で、それ自体がどかすか利益を出しているわけではないから当たり前じゃ。
 情報通信だのIT関連なら何でも株価が上がる状況の、もろに裏返しである。えいくそ、ならばとマザースやナスダック・ジャパンに公開してどかんと資金を集めるか、というとそれはそれで畑が違う。システム、コンテンツとも巨大資本が強いのは当たり前だが、それで食ってるわけではない濃いアマチュアも強力だし。
 さて、金曜に出版物の部数激減の難儀について書いたためでもあるまいが、昨年手がけた仕事の増刷通知が届いた。重版するたび部数が下がっていったが、今回は妙に刷り部数多し。素直に嬉しい。ありがとうございます。へっへっへ。累計がもう1ケタ上だったら…、と欲をかいちゃいけません(出版界の事情を知らない方のための注:金額だけみればパートの主婦にも負けてます)。


1月23日(日)
 昨夜、なんのきなしにチャンネルをJ-sportsにしたら、ローマvsピアチェンツァ(ライブ)が始まってびっくりした。ウチはCSじゃなくてケーブルなのだが、番組予定の冊子には放送予定未定の文字が並んでいるもんで。
 中田、キレもともかく思考のスピードが遅くないか。よくいえば慎重、印象だけいえば所在なげ。前半だけでデルベッキオ替えられてしまったが、これは仕方ないだろうな。攻撃のオプションが広がることをカペッロもサポーターも(同僚も)期待してるのだろうが「徐々に合ってきた」では許されんぞ。たぶん。
 いきなりの大活躍だけが移籍選手の居場所を決める。前節、思い描いていたような最良のシナリオは最初にやるからよろしい。関係ないが、サラリーマンの転職も似たようなところがあるから該当者は心して仕事に励むように。話戻してサッカーは記録として帳尻をあわせるスポーツでもないし、イタリアはのんびり結果が出るまでまってくっれる土地柄でもなさそうだ。
 蛇足ながらイタリアで大活躍してこそ、ベルマーレの背中のロゴ(nakata.net)が輝くんである。頼んますよ。
 夕方からはSKY sportsでラツィオvsカリアリ観戦。貧乏神がとりついたような0-0。セリエAの後半戦、某グループの「ストライカー得点予想コンテスト」に参加したもんで、観戦に気合いが入るな。シモーネ君、期待しているからね。

1月21日(金)
 まことに景気の好不調、仕事の多寡、計画の進展云々は天気や農作物の作柄と同じでございまして、思うようにはいかんもんである。一年間に複数が10万部を突破で1点くらい50万部くらいは行くことをフツーのシナリオと思っていると、えらいことになるご時世なのである。さすがにおれもそこまで脳天気ではないから、初版6000で討ち死にの山をフツーとして、そこで利益を出す作戦を考える。ひとりカルロス・ゴーン状態である。
 季節ものの支払調書がぼちぼち届き(ウチも作成しているので、昨年玉稿を賜った方々、しばしお待ちください)勘定奉行状態も兼任している今日この頃。

1月20日(木)
 事務所の仕事机の足下がすーすー、ひんやりでデスクワークしたくなかったので(←言い訳)、「遠赤外線フットウォーマー」を買ってきた。OLさんの隠れた人気商品とか。うー、快適快適。
 次は椅子だな。

1月18日(火)
 HP取材に際して、普段の個人用のアドレスを使ったもんで、ここのところ毎日20〜30通のメールが来て、知人の方々のメールが埋没しがち。こんな一度にどかすか帰ってくるとは思わなかった。アドレス、分けておけばよかった。後悔先に立たず。
 そんなさなかベッコアメの解約手続きをしたため、メールアドレスは2月15日で使用中止。足掛け6年の長きに渡り使ってきたがゆえあって解約。アドレス帳の変更など、お手数ですが今一度ご確認ください。


1月17日(月)
 バリャドリッドのホーの登場を待ってたら、終了7分前ぐらいでやっと投入。裏を狙った長いパスを、ディフェンダーと交錯しながらヘッドで流してファーストタッチで1点、という根拠のまったくない最良のシナリオを、おれは秘かに胸に抱いていたのだが、やはり世の中そんな甘いものではない。
 なんだかスタンドの拍手や歓声はすごいが、簡単に持ち上げる連中ほど、手のひら返しもあざやかに決めてみせるものだ。ポストではなくバックパス、アタッカーではなく最前線のディフェンダーだと目されないよう、精進を期待するしかない。
 ローマのナカータは先発デビュー。格下ベローナを相手に少々キレを欠いていたんではないかい。こちらもパスコースに入ろうとしたディフェンダーの逆を取ってミドルシュートで1点、トッティを一瞥するというのが最良のシナリオだったが、なるほど世の中そんな甘いものではない。
 ともあれ、金田さんが何かに書いていたように「工藤が長島監督に口説かれて巨人にいったのとはスケールが違う」だけに、注目度たるや尋常ではなさそうだ。カンバレ。

1月14日(金)
 そうそう、今年の目標。「スケジュール管理を真面目にやる!」
 遅まきながら2000年版の卓上カレンダーを買ってきた。買ってきた以上は書き込まないとな。

 今年になって2週間。声はガラガラだがやっとカゼからも回復し、仕事モードに入れそう。回復力、めっきり落ちた気がする。目にガタがきて、年末の親知らず騒動のように歯もガタが来て、とくればお約束の下半身だが、こちらは使用頻度が圧倒的に低いので不明。


1月13日(木)
 先週土曜日、取材下見で渋谷と神田に出かけたところカンペキにカゼがぶり返し、しっかりこじらせてしまった。日・月と起きあがれず、11日は1件画像データの入稿があって這うようにして出社、帰りがけ医者によってクスリをもらう。2120円。国民健康保険になったとたんに医者にかかることが多くなった気がするのはおれだけ? 歯医者も出版健保のとき、きっちりいっときゃよかった。
 昨12日も完全にダウン。
 今日はさすがに再校ゲラや刷りだしやFAXが多数事務所に届いているので、クルマを車検に出すついでもあるしと事務所に立ち寄った次第。でもって久しぶりに更新。自宅からも更新できるのだが、 寝込んでいると仕事&PCモードに入らない。またまたぶり返さないうちにちゃっちゃっと片づけて帰って寝よ。

 ところで私がかつて在籍した某S社(なーんて書き方せんでもみんなしっとるやんか。でもあえて秘す)、えらいことになっとるらしい。モラルハザードというヤツですが、銀行なんかのそれとは違っていささか小振りではあるが、しっかりハザードすんもんなんすね(感嘆)。

1月7日(金)
 昨日今日で雑誌のゲラ返し2件。年をまたいでの確認作業は取材先が休みだったり正月気分だったりではかどらないこと甚だしい。
 ところで年賀状、出しそびれた方々が結構ありまして、年が明けてからだしたりしたひともあるのですが、これからちびちびお礼状を書こうとおもっとります。

1月5日(水)
 も一つカゼが抜けず、ぼーとしたまま昨年末にやっと入手したiBookの各種設定。「でかいところがすごい」というと負け惜しみっぽいが、持ち歩いてモバイルするわけではないからこれでいいのだ。メモリも160MB入れたから当分なんでも来いの気分。
 しかし標準だとIEがブラウザとして起動してしまうのにはがっかり(NCもインストールはあり)。世界の趨勢とはいえ株主とはいえ…。OutlookもMSもんというイメージ上いまいち気にいらんが使って便利なのは認めざるを得ませんな。
 ま、3年も先のことはさっぱりわからんから、あるがままになすがままにというのも選択肢の一つかも。


1月2日(日)
 休みになるとカゼをひく。突然ノドが痛みだしてボーっとしてハナもでてきた。11〜12月の無茶からほっと気が抜けるのか、この数年というもの正月になるとカゼをひいて寝込んでいるような気がする。と思って以前の日記を見たら、1997年は寝込んでたけど、一昨年と昨年は無事。いーかげんな記憶で原稿書いちゃイカンとまたまた自戒する新年である。


■このページの先頭へ戻る

先月(12月)の日記
2000年2月の日記
最初のページに戻る